Appleサブスクの見直しとは、iCloud+、Apple Music、Apple TV+、Apple One等のApple系月額サービスを棚卸しし、不要なものを解約・ダウングレードして固定費を削減することだ。
結論から言うと、Apple Oneバンドル(月額1,200円)を契約しているなら、個別に必要なサービスだけ残して月額400〜600円の削減が可能だ。 iCloud+ 50GB(月額130円)だけ残してApple Music・Apple TV+を解約すれば、月額1,070円、年間12,840円の節約になる。
この記事でわかること
- Appleサブスク各サービスの月額と「使っているか」のチェック方法
- Apple Oneバンドルが本当にお得かの損益分岐点
- 各サービスの代替・ダウングレード方法
- 見直し後の具体的な節約シミュレーション
Appleサブスク一覧と月額
まず、Appleが提供する主要なサブスクリプションを整理する。
| サービス名 | 月額 | 年額 | 3年総額 | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| iCloud+ 50GB | 130円 | 1,560円 | 4,680円 | ストレージ+メールカスタムドメイン |
| iCloud+ 200GB | 400円 | 4,800円 | 14,400円 | 家族共有可 |
| iCloud+ 2TB | 1,300円 | 15,600円 | 46,800円 | 大容量 |
| Apple Music | 1,080円 | 12,960円 | 38,880円 | 音楽配信 |
| Apple TV+ | 900円 | 無料(2025年に完全無料化) | 32,400円 | 動画配信 |
| Apple Arcade | 900円 | 無料(2025年に完全無料化) | 32,400円 | ゲーム |
| Apple One(個人) | 1,200円 | 14,400円 | 43,200円 | Music+TV++Arcade+iCloud 50GB |
| Apple One(ファミリー) | 1,980円 | 23,760円 | 71,280円 | 上記+200GBストレージ |
Apple Oneは本当にお得か?損益分岐点を計算
Apple One個人プラン(月額1,200円)に含まれるのは、iCloud+ 50GB(130円)+Apple Music(1,080円)+Apple TV+(900円)+Apple Arcade(900円)だ。個別契約の合計は月額3,010円なので、Apple Oneで月額1,810円お得に見える。バンドルの割引効果は大きいが、実際に使い切れているか検証が必須だ。
しかし、4つすべてを実際に使っているかが問題だ。
| 利用状況 | 個別契約 | Apple One | 判定 |
|---|---|---|---|
| 4つ全部使う | 3,010円 | 1,200円 | ★おすすめ Apple Oneがお得 |
| Music+iCloudだけ | 1,210円 | 1,200円 | ほぼ同額(Apple Oneの意味が薄い) |
| iCloudだけ | 130円 | 1,200円 | 個別の方が1,070円安い |
| Music+TV+使う | 1,980円 | 1,200円 | Apple Oneがお得 |
Apple MusicとApple TV+を両方使っていない場合、Apple Oneのバンドル割引の恩恵は薄い。iCloudだけ必要なら、Apple Oneを解約してiCloud+ 50GB(月額130円)に切り替えるだけで月額1,070円の節約だ。
サービス別の見直しポイント
iCloud+ ── 本当に必要な容量はいくらか
iCloudの使用量は「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージを管理」で確認できる。多くの人は「写真」が容量の大半を占めている。iCloudフォトライブラリを無効にしてGoogle Photos(無料15GB)やNASに移行すれば、iCloud+のプランを50GB(月額130円)にダウングレードできる。
Apple Music ── Spotifyの無料版で十分か
Apple Musicの月額1,080円は、Spotifyの無料版(広告あり・シャッフル再生)で代替可能かを検討する。音楽をBGM的に聴く程度なら、Spotify無料版やYouTube Musicの無料版で事足りる場合がある。月額1,080円×12ヶ月=年間12,960円の節約になる。
ただし、Apple Musicのロスレスオーディオや空間オーディオに価値を感じているなら、継続する理由はある。
Apple TV+ ── コンテンツ量は少ないが良作あり
Apple TV+のオリジナルコンテンツは質が高いが、NetflixやAmazon Prime Videoと比べてラインナップが少ない。見たい番組がない月は「一時停止」(解約→再契約)で対応できる。Apple製品購入時の3ヶ月無料特典を活用するのも手だ。月額900円×不要な月数分の節約になる。
Apple Arcade ── 月に何本ゲームをしているか
Apple Arcadeの月額900円は、月に2〜3本以上のゲームを定期的にプレイしている場合にのみ価値がある。「最初の1ヶ月で数本遊んで、その後ほぼ起動していない」なら即解約すべきだ。App Storeの無料ゲームや買い切りゲームで十分楽しめる。実際の利用状況を3ヶ月チェックして、継続の判断を決めるのが合理的だ。▶ WPS Office 2 の詳細・購入はこちら(ソースネクスト公式)
見直しシミュレーション|3パターン
パターンA:全部見直し(最大節約)
| 変更 | before | after |
|---|---|---|
| Apple One 個人 | 1,200円 | 0円(解約) |
| iCloud+ 50GB | — | 130円(個別契約) |
| Spotify無料版 | — | 0円 |
| 月額合計 | 1,200円 | 130円 |
| 年間節約 | — | 12,840円 |
パターンB:Musicだけ残す
| 変更 | before | after |
|---|---|---|
| Apple One 個人 | 1,200円 | 0円(解約) |
| Apple Music | — | 1,080円(個別契約) |
| iCloud+ 50GB | — | 130円(個別契約) |
| 月額合計 | 1,200円 | 1,210円 |
| 年間節約 | — | ほぼゼロ(Apple Oneが実質お得) |
パターンBの場合、Apple Oneの方が10円安いため、Music+iCloudの両方使うならApple Oneを維持した方が良い。
パターンC:ストレージ見直しのみ
| 変更 | before | after |
|---|---|---|
| iCloud+ 2TB | 1,300円 | 0円(解約) |
| iCloud+ 50GB | — | 130円 |
| NAS導入(初期のみ) | — | 約51,000円 |
| 月額合計 | 1,300円 | 130円 |
| 年間節約 | — | 14,040円 |
NASの初期投資51,000円は3年8ヶ月で回収でき、以降は月130円のみ。
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Appleサブスクの解約手順
ステップ1:使用状況を確認する
iPhoneの「設定」→「Apple ID」→「サブスクリプション」で契約中のサービス一覧と次回請求日を確認する。各サービスの最終利用日もチェックし、1ヶ月以上使っていないサービスがないか確認する。
ステップ2:解約・ダウングレードを実行
同じ画面からサービスごとに「サブスクリプションをキャンセル」をタップする。iCloud+のダウングレードは「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージプランを変更」から行う。
ステップ3:データのバックアップ(iCloud+ダウングレードの場合)
iCloud+の容量をダウングレードする場合、現在の使用量が新しいプランの上限を超えていると、30日後にデータが削除される可能性がある。事前に写真をGoogle PhotosやPCにダウンロードし、iCloudの使用量を新プランの上限以下に減らしておく。
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よくある質問(FAQ)
Apple Oneを解約したら、Apple Musicのライブラリは消えますか?
Apple Musicのサブスクリプション自体を解約すると、ダウンロードした楽曲へのアクセスは失われる。ただし、iTunes Storeで購入した楽曲や、CDからインポートした楽曲はそのまま残る。Apple Oneから個別のApple Musicに切り替える場合は、プレイリストやライブラリは引き継がれる。
iCloud+を解約したら、iPhoneのバックアップはどうなりますか?
iCloud+を完全に解約しても、5GBの無料枠は残る。ただし、5GBではiPhoneのフルバックアップには足りない。iCloud+ 50GB(月額130円)を維持するか、PCのiTunes(Finder)でローカルバックアップを行うのが安全だ。
Apple Musicの代わりにYouTube Premiumはアリですか?
YouTube Premium(月額1,280円)はYouTube Music+広告なしYouTube+バックグラウンド再生のセットだ。YouTubeを頻繁に観るなら、Apple Music(1,080円)よりYouTube Premium(1,280円)の方がコスパが良いケースもある。ただし、月額は200円高くなるため、純粋な音楽配信としてはApple Musicの方が安い。
まとめ|Appleサブスクは「惰性」で払いがち
Appleサブスクは設定画面の奥に隠れているため、「払っていること自体を忘れている」ケースが多い。Apple One個人プラン(月額1,200円)をiCloud+ 50GB(月額130円)に切り替えるだけで、月額1,070円、年間12,840円の節約になる。
今日、iPhoneの「設定」→「Apple ID」→「サブスクリプション」を開いてみてほしい。使っていないサービスが見つかる可能性は高い。
サブスク全体の棚卸し方法はこちらの記事も参考に。「サブスク月額合計いくら?平均と見直し方法」はこちら


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